うだうだ

まとまらない感情を綴る

「僕に依存してますよね」って彼氏から言われた話

タイトルの通りである。

彼氏くんから、「よんくさん、僕に依存してますよね」って言われた。

 

い、依存…??

 

急に言われたこともあって、「えっ…分かんない…なんで?」って聞いたら、

「僕がしたことじゃなくて、何もしないことに対して怒ったり悲しんだりしてるから」って言われた。

 

まず、' 依存 ' っていう気味の悪い言葉を私に向けられたことがすごくショックだった。

そして、私が彼氏くんから『依存判定』された理由も

正直その場で泣きたいくらい、悲しかった。

 

"僕が何もしないことに怒ったり悲しんだりしてる"

だってさ。

うん、まあ。その通りだ。

 

彼氏くんは、私のことが好きだと言う。

だけど本当に、『好き』なだけだ。

付き合ってから今まで、' 私の為に ' 何もしないし、絶対に変わらない。

 

 

私は元々、わがままだ。

記念日やイベントのときはご飯を食べたりお祝いしたりしたい。

豪勢じゃなくて良い。缶ビール1本を飲みながら、おしゃべりできれば嬉しい。

本当は連絡はマメにとりたいタイプだけど、束縛したいわけじゃない。

だから、聞いて欲しいことや、面白かった話を、1日の終わりに共有出来たら嬉しい。

 

でも、それを伝えたって何も変わらない。変わらなかった。

帰省する時に「家じゃ無理なら、外にいるとき5分でいいから電話できない?」伝えたとき、あからさまに面倒そうな顔をしたくせに。

「寂しいから泊りに来るとき以外も連絡して欲しい」と伝えたとき、「頑張ってみる」って言ったくせに。

もちろん電話がかかってくることは無かったし、

雑談のようなLINEが来ることも無ければ、返信だけでも1日以上空くこともある。

 

私からLINEを送ることも、電話をかけることも、躊躇ってあきらめる回数が増えた。

隣を歩いていても、手を繋げなくなってしまった。

 

「記念日、祝わなくて良いから忘れないで欲しい」

って言った私の気持ちなんて、きっと彼氏くんには分からない。

 

好きな人から、

「今日泊って良い?」以外の連絡が無いことが、

「記念日は祝わない」と宣言されることが、

「別に浮気してもいいですよ」と言われることが、

寂しくも悲しくもない女の子って、いるんだろうか。

 

そう思うことって、彼への依存なんだろうか。

 

人によっては、大したこと無いのかもしれない。

でも、私はずっとずっと、しんどかった。

' 大事にしてもらえてない ' って実感するの、めちゃくちゃ悲しくて。

 

 

もちろん、私にも良くないところはたくさんある。

最近の私のメンタルは、異常なくらい不安定だった。

 

生理周期が乱れに乱れて、爆発しそうな負の感情が

PMSのせいなのか、私の性格が終わってるせいなのか

分からないことにも焦って、怖くて、気持ち悪かった。

 

何か思うことがあっても、その気持ちを

自分の心の中にぎゅうぎゅうと押し戻すために

『気にするな、大したことじゃないじゃん。怒るな。悲しむな。』

って、心の中で何回唱えたか分からない。

 

普段から、「よんくさん、今日つめたくない?」って言われると、

(あ…気持ち、切り替えられてなかった…)と思って、申し訳なくて眠れなくなった。

 

 

で、ふと思った。

じゃあ、私は彼氏くんのことをちゃんと大事にできているのか?

考えたら、即答でYESとは思えなかった。

 

寂しい時、彼が使わないようにしている言葉をわざと使ったり、

不満や不安を、態度に出したり。

生理前は、いつにも増して余裕が無い。

何が食べたいか、どこに行きたいかを聞かれても

いつも彼氏くんの提案に賛成するばかりで、自分の意見はあまり言わなかった。

 

そんな彼女、可愛くない。

私の方が年上なのに、大人気ない。

自己嫌悪スパイラルに陥る私に対して、ひょうひょうとしている彼氏くん。

 

冒頭の「僕に依存してますよね」は、2人で行った初めての旅行中に言われた。

考えさせようとか、傷つけようとかいう思いは一切なくて、純粋にそう思ったから言ったんだろう。

(私がブログをひとネタ書くほどに大きな議題にするとは思ってもみなかったと思う)

 

私は彼にとって、

『私の為に変わろうとしてくれない彼氏に怒ってる、僕に依存している彼女』

ってことなんだろう。

 

そっか。私って、そうなんだ。

どうも私は、恋愛が得意ではない。

 

私は、すべての人間関係において『嫌われたくない』という気持ちが先行する。

自分の言動で、誰も傷つけたくない。

自分の中にあるモラルに反さない限り、

基本的に人に合わせるし、相手が求める言動を考えて実行する。

' 自己犠牲 ' みたいな概念は一切無くて、相手が満足なら、私も満足なのだ。

 

なのに恋愛になると、

こうして欲しい、ああして欲しい って思いが前面に出すぎてしまう。

でも『嫌われたくない』私は

強く言えなくて、不満を溜めに溜める。

そして、何かの拍子でプツっときて、

勝手に我慢していた気持ちが全部、涙であふれ出る。

 

これって依存体質なのかな。

もう、分かんない。

 

 

なんでも良いから救いが欲しくて、

’恋愛 依存’ をキーワードに、ネット記事を読んだ。

 

(どの記事も同じような内容だな…)と思いながら、いくつかのサイトをつらつらと眺めていた。

そんななか、Oggi.jpさんのネット記事で以下の一文を見たとき、マウスホイールを動かす手が止まった。

 

Oggi人気連載『もやもやの泉』でお馴染みのジェーン・スーさんによると、

恋愛の極意は「女友達にしないことは、彼氏にもしない」ことだそう。

 

これを見てさらに、Youtuberのぶんけいさんが以前、YoutubeLIVEで言っていた言葉を思い出した。

 

「タバコをやめて欲しいって言われたら、僕は嫌です。

そこを含めて好きなったんじゃないの?って思う」

 

 

私がいつも苦しくなるのは、

「なんで○○してくれないの?」みたいなもどかしさと

「どうせ○○してくれないし」みたいな諦めるときの切なさを感じるときだった。

 

でも、彼氏彼女だろうと、他人なんだ。

自分と違う部分を、自分の基準に変えてもらおうとすべきじゃない。

その差を相手への好意で埋められなくなったら、単純に別れれば良いのだ。

好きで付き合ってるんだから。

 

ということで、改めて私は彼氏くんに

何も期待しないし、何も求めないことを胸に刻んだ。

それに疲れたら、関係を終わらせれば良いんだから。

 

そう思ってみると、幾分気持ちが楽になった。

楽になった。と思い込みたいだけかもしれないけど。

とりあえず今は思い込みでも良い。

 

てかまじで、もう二度と「依存してる」とか言われたくない。

普通に気分悪いし、傷ついた。

 

よし。

よんくは生まれ変わります。

目指せ!依存解消☆