うだうだ

まとまらない感情を綴る

元カレから新婚旅行のお土産を貰ったときの話

タイトルの通りである。

最近、2年以上前に分かれた元カレから、新婚旅行のお土産を貰った。

これが前々回の投稿で言っていた、ドカン!パート2である。

一旦これで元カレ3部作は落ち着く予定だ。


本題に戻るけど、えーっと、…なんで??

なんで元カノに新婚旅行のお土産を渡そうと思ったの???????


社内恋愛ではあったけど、

お別れしてからは仕事でもプライべートでも一切連絡は取っていないし、

本当になんで????????


いや…でももしかしたら、私の自意識過剰かもしれない。

一旦ちょっと、状況を整理しよう。

 

まず、直接渡されたわけではない。

どのようにして私の手元にお土産が渡ったのか、ルートを説明する。


東京勤務である元カレのhさんが、

転勤で来ていた地方(つまり私が働いている場所)の、

お世話になった先輩(例によってkさん)に、

旅行先から郵送でお土産を送った。


届いた箱の中には、旅行先のご当地のお菓子と、「kさんご家族」みたいに渡す先を指定したメモが入っていたようで。

kさん曰くその中に、「○○部の女子」という指示があったとのこと。


…ちなみに。


元カレご指定の○○部というのが、総勢50人弱の部署であり、そのうち女子は私を含めて2名である。

もう1人の女性の方はお局ママさんで、元カレが転勤中、交流している場面を見たことは無い。

 


次に、私の気持ちを整理。

渡された当日に時を戻そう。

 

給湯室でボケーっとしていたら、kさんが気まずそうに入って来た。


「よんくちゃん(私)…これさ…」


と言って渡されたお菓子の包み紙に、

元カレが新婚旅行で行くと聞いていた地名が印刷されていたから、

(おぉ…。kさんのご家庭用で沢山お土産を貰ったから、おすそ分けか…?)

と思っていたら、


kさん「hくんに、○○部の女子に渡してっていわれたんだよね…」

わたし「ハッッ?!???!え、おすそ分けじゃなくてですかッ?!?!」

kさん「う、うん…」


な、何を考えているのだろう…。

お菓子をあげたら喜ぶと思ったのだろうか…。

それともあげなかったら拗ねると思ったのだろうか…。

元カレの性格から考えたら、後者が濃厚ではある。

 

(仲の良かった人にはお土産を送っているのに、よんくちゃんにあげなかったら拗ねちゃうかな…)

とか思ったのかな…。まあ想像でしかないけど。


元カレが何を思ってこういったことをしたのか分からないけど、

私の気持ちは「お土産なんて要らなかった」というのが正直なところである。


家に帰って貰ったお菓子を眺めていたら、

去年の今ごろ、元カレが結婚したときの記憶がフラッシュバックしてしまった。


結局あの頃から何も変われず、1人で気ままに生きている。

同級生の結婚、妊娠、出産を横目に、

毎週飲み歩いて推しに貢いで海外旅行の予定をたてている自分って…。


最高じゃん、うん、最高なんだけど、でも、


『次への一歩を踏み出してないのはよんくちゃんだけだよ、俺は幸せになったよ』


って言われているようで、自分が残念な人間のような気がしてくる。


去年元カレが結婚すると聞いてからこの1年間、私は彼氏を作ろうと頑張った。

相席居酒屋にも行ったしクラブにも行ったし、

アプリ、街コン、合コン、友だちの紹介、、出会いの可能性がある場所には積極的に行った。


だけど駄目だった。


色々と行動してみて気が付いたけど、

私は、好きな人とじゃないと、付き合えないのである。

 

恋活する上で譲れない条件が、'私がお相手のことを好きであること'だった。


1度や2度会ったくらいでは相手のことを好きになれないし、

好きでもない人に時間もお金も神経も使いたくないし、

かと言って仲良くなるまで連絡を取り続ける根気強さも無い。

だから、'デートを重ねて相手を知る'という過程を続けられない。


「よんくは理想が高すぎるんだよ。」って友だちは言うけど、理想が高いのではなくて、好きな人ができないのよ。

 

私にとって誰かとお付き合いするということは、すっごくハードルが高いの。

 

ていうか結局、私の問題だった。根性が足りないんだ私って。

 

あーあ、もう疲れた。もうやめようかな、頑張るの。

 

好きな人なんてできないし、出会いもないし、恋愛とか向いてないし。

 

とかうだうだうだうだ思っていた時に今回のことがあって、私の気持ちは割と沈んでいた。


この気持ちを昇華させるには、もう人に笑ってもらうしかないと思った私は

『聞いてくれ、過去にフった彼氏から新婚旅行のお土産を貰った私の話を!!』

といった感じで、人に喋りまくった。


とはいえ元カレを悪者にしたいわけじゃないので、

なるべく笑い話になるように気を付けて話していた。


…のだけど、お酒が入った席でこの話をしたときに、私がぼやいてしまうこともあって。

そしたら、

「ありえないんだけど?!なんでそんなことするの?!」

って、ぷんぷん怒ってくれる友達がいた。


(元カレ、私のせいで悪く言われてしまってスマン…)

の気持ちもあったけど、

(今回の一件は、怒っても良いことだったのか…)

と思った。


私は、何でもかんでも考えすぎて

自分の気持ちが分からなくなってしまうことがよくある。

 

今回だって、お菓子貰ったくらいで嫌な気持ちになる自分、心狭いな…。

と思って、無意識に感情にブレーキをかけていたことに気が付いた。

そのせいで無駄にもやもやして、自分でストレスを溜め込んでしまっていた。


だけど、私の気持ちに寄り添って怒ってくれる友達の姿を見て、

(私の性格をよく分かった上で、少しオーバー気味に怒ってくれた)

なんか、気が済んでしまった。

話のネタにさせてもらったし、もういいや。

自分のことも、(別に彼氏いなくても、今楽しいし!)と思えるようになったし。


結婚したと聞いた1年前は、

好きだった理由をブワッと思い出して切ない気持ちになった。

だけど今回の件で、(あー、そうそう。こういうところだわ…)って

別れた理由がまた色濃くなってしまった。


はー、あんまり考えすぎず、

自分を大切にして、自分の気持ちに正直に生きよう。しんどいし。


食べることも捨てることもできずにいたお土産のお菓子は、

酔った勢いで、ひとくちで飲み込んだ。