タイトルの通りである。
彼氏できた。
3年ぶりの彼氏よ。
それはもうさすがの私も浮かれまくり…って訳にはいかない。
年下の大学生なのだ。
就活中で、配属先によっては1年後に県外に行くかもしれないし、残るかもしれないし…。
もしかしたら大学でもう少し勉強するかもしれないし…。
という感じで、お分かりの通りこの先のビジョンが見えない。
不確定要素が多すぎる状態なのだ。
お金もないし住民税も払っていない。
車もないから酔って終電逃したってお迎えに来てくれることもない。
20代中盤の社会人女が「彼氏できた~^^」って能天気に喜んで良い相手ではない。
そもそも、なぜその子とお付き合いしようと思ったのかというところである。
私は、好みのタイプを聞かれたら、「余裕があって、甘やかしてくれる人」と答えている。
プラスで、前提として、『平成生まれで社会人』というのがあった。
まあ、年上で余裕がある人にくっついてよしよしされたいタイプなのだ。楽だしね。
…それは置いといて、もはや前提が覆ってしまった。社会人じゃないんよ。
あーもう。書いてて不安になるけど。大丈夫か私。
出会い自体は2年前で、何回かご飯に行ったけど、特に何もなくそれ以降連絡は取っていなかった。
最近久しぶりに連絡が来て、「よかったら2人でご飯行きませんか」って…。
さすがに「ぜったいマルチ商法ですやん」と思ったんだけど、
それはそれで面白いかと思ってご飯に行った。
そしたら、何も売りつけられなかった。あと普通に楽しかった。
それ以降、あまり日をあけずに何回かご飯に行った。
でね、なんかそのー…………
彼はねーーなんかねーーー、 か、かわいくて…
ちょっと生意気な後輩って可愛いし面倒見てあげたくなるじゃないですか。その類。
私の気持ちがどうであれ、「会いたいです」とか「ご飯行きたいです」とか、
自分がどうしたいかをちゃんと言ってくれるのがまず普通に嬉しかった。
ブログのタイトル通り、うだうだ考えすぎ・悩みすぎ・緊張しいの私と違って、
サッパリしていて自分の気持ちが一貫してる性格も良いなと思った。
話してて楽しいし、よく笑うところとか、その笑ったときの顔とか、
見ると、きゅん、としてしまう自分がいて、、、。
上記を見てわかる通り、
『良いな』っていう気持ちは確実に芽生えてはいるんだけど、
前に進むには勇気が出ない状態の時に、2人で飲みに行った際に。
あのーー順番を間違えてしまって。でもなーあれは家に行った私も悪いしなー。
そういうコトになってしまい、更に増える悩み…。
相手は大学生。金なし車なし。
でも私、いますぐ結婚したいわけじゃないしなー
1年後どうなるか分からないし。
でも私、この先1年間で彼氏作れるかって言われたら作れない気がするしなー
信用して家に行ったけど結局エッチしたかっただけかー…
帰ろうと思えば帰れるタイミングはあったし、私もまあ合意っちゃ合意してたし…
てか私は社会人に何を求めてるんだ?納税の有無?
もう本当に、どうしたら良いか分からんぞ。
分からなさすぎて、友だちにも会社の先輩にも相談しまくったけど
「絶対時間の無駄。やめとけ」派も
「別に良いんじゃない?付き合ってみたら」派もいた。
「遊びなら良いんじゃない?」の意見も
「遊ぶにしては美味しいご飯をおごってくれるわけでもなければエッチが上手いわけじゃないのはリターン少なくない?」の意見も
「メンズと一緒に居るだけで女性ホルモン分泌されるし経験ないなら教えてあげれば良いじゃん」の意見もあった。
ちなみに私は遊びで人と付き合って、
将来の為に同時並行で良い人を探すとかそういう器用なことができる人間ではない。
接する人には誠実でありたいし、良い子だと思われたい。
ガーーーーーーッッッッもうどうしろと?!
悩んで悩んで悩んでいたら、彼が電話で、「僕が今何言っても困らせるのは分かってるんですけど、1個確実に言えるのは、一緒に居たいです。」と言ってくれた。
結局色々考えても、状況が変わるわけでもなく、
そういう彼のハッキリした気持ちの伝え方がとっても嬉しいのは事実だったわけで。
その数日後、直接会ったときに「好きだから付き合ってほしい」って言ってくれたので、
「私で良ければ…」というお返事をさせてもらった。
私の中で、この先何があっても遠距離恋愛は二度としないってことだけは決まっていることは伝えたうえでだけど。
てな経緯で、私に3年ぶりに彼氏ができたわけだ。
今まで、どこの会社に勤めてるとか土日休みかとか一人暮らしかどうかとか、その人のステータスばかりを気にして、肝心な本人の良いところとか探そうとして無かったんだな、と思った。
それと、(色々あったし)' 個人的にはそこまで頑張って付き合いたいわけじゃない '状態でも、今回みたいに(ありがたいことに)好きになってくれて告白してくれたら、コロッと付き合っちゃう自分のチョロさにも気が付いて、正直苦笑してしまった。
まだ付き合って数日なので、この選択がどうだったとか判断つけようがないけど、
彼にとって私と付き合った時間が良い時間になれば良いなぁ。と願ってる。